Race Report

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2019/4/13 - 14Super GT R01
岡山国際サーキット

スタート

ついに始まった新シーズン。
結果はご存知の通りとなりましたが、何はともあれ、まずは、参戦に至るまで多大なる尽力をしてくださった皆さんに感謝を申し上げたいと思います。
また、多くのファンの方々から、再びサーキットへ戻ることに対する期待や祝辞を頂いたのですが、本当に感謝に尽きません。あらためてお礼を述べさせてください。

さて、この度、「マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン」として再びレース界に復帰する運びとなったわけですが、多くのメディアでも取り上げていただいているように、マシンのカラーリングは、弊社の母体とも言える「TEAM GOHの発足とともにスタートした1996年の「チーム ラーク・マクラーレンGTR」のマシンをオマージュしたものです。
当初は「覚えている人もいるだろうな…。」くらいの感覚でしたが、SNSをはじめとするネット時代ならではなのでしょうね、多くの方がこのオマージュに気づいてくださったのは嬉しい限りでした。

思えばまだ私が社会に出たての20代の頃の1976年、日本ではじめて開催されたF1GP「F1世界選手権イン・ジャパン」のお手伝いをしました。
この年、は、日本のレース界とF1界ににとっても初めてF1を迎え入れるという記念すべき日であったということに加え、近年公開された「RUSH」(熾烈なドラマが展開された1976年のジェームス・ハントとニキ・ラウダのF1チャンピオンシップ争いをもとにした映画)でも描かれていた、極めて重要な局面に居合わせたことが、その後のレース活動に対する大きな原動力になりました。

この年はまさにカオスともいえるさまざまなドラマと混乱の末、大雨の富士スピードウェイでマクラーレンのジェームス・ハントがドライバーズチャンピオンを獲得するのですが、通訳としてこの記念すべきレースをお手伝いできた幸運に恵まれた若者にとって、それがどれだけのインパクトがあったことかはご想像いただけるかと思います。

(映画ではハントはなかなかヤンチャなイギリス人という描かれ方をしていましたが、私のような若造の通訳にも真摯に接してくれる、「弱きを助け強きをくじく」的な素晴らしいジェントルマンでした。)

レースにかかわるきっかけ、その後の全日本GT選手権参戦、そしてこの度のSuperGT参戦。
まったくの偶然なのですが、いずれもマクラーレンとの数奇な縁を感じさせるような結果になりました。

いまでもミニカーなど国内外から根強い人気を持つ、当時のマクラーレンF1 GTRのカラーリングはそんなちょっとした感情的な部分から実現したのかもしれません。

TEAM GOHのスピリットは、若い力とともに新たな挑戦をはじめます。
これからもよろしくお願いいたします。


株式会社チームゴウモータースポーツ
代表取締役
郷 和道